杉本健吉 椿
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今回のウィークリーオークションは杉本健吉作「椿」です。
李朝鉄絵と思われる花器に一輪の赤い椿。楚々とした雰囲気の中に赤い椿の存在が極まっています。
名古屋に生まれ名古屋能楽堂の鏡板に老松ではなく若松を描いて話題になったりもしましたね。
知多に自身の美術館があったりもして地元にゆかりの深い作家でもあります。
是非この機会にいかがでしょうか?みなさまの入札をお待ち申し上げます。
愛知県名古屋市生まれ。1923年に旧制愛知県立工業高校を卒業後、加藤静児のアドバイスにより鉄道会社を中心としたポスターや商業デザインの仕事を手がける。1925年に京都に出向き岸田劉生の門下に入る、26年に「花」で春陽会に初入選。その後、吉川英治作の『新・平家物語』・『私本太平記』等の挿絵を担当し絶賛を得る。1949年、東大寺観音院住職上司海雲師の知遇を受け、奈良の風物を描く。彼の地で志賀直哉、入江泰吉らと交流する。1971年、画壇(国画会)よりの引退を表明。しかし、画家としての創作は続ける。
1987年、名古屋鉄道により、愛知県知多郡美浜町美浜緑苑に杉本美術館が開館し、売らずにいた絵画が収蔵された。2004年肺炎のため死去(98歳)
杉本健吉 椿
40.9×31.8cm F6号
紙本 パステル・グアッシュ
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スタート価格 200,000円
入札締切 2022年11月3日(木)23:59
送料 1,500円
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