岡部嶺男 灰釉水指
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今回は岡部嶺男の作品を出品します。少し前に唐津茶碗を出品しましたが今回は灰釉水指です。
岡部嶺男は大正8年(1919)瀬戸生まれ。父親は加藤唐九郎。東京物理学校(現、東京理科大学)に進学するも戦争で軍に入隊のため中退する。戦後復員して作陶をはじめ、日展出品、個展を重ね日本工芸会正会員となるが父の「永仁の壺事件」に巻き込まれ後に日本工芸会を脱会、以降無所属で制作を続ける。平成2年(1990)死去、享年70歳。
天才と称賛する声の多い陶芸家で「永仁の壺事件」に巻き込まれるやら肺結核を患うなどしながらも青磁の銘品を作り出し波乱の人生を送った話題だらけの人。
優秀だったが親父のおかげで人生がめちゃくちゃになりかけたのが「永仁の壺事件」。嶺男が加藤姓から母方の岡部姓になったのも唐九郎を絶縁する意思表示でした。
岡部嶺男 灰釉水指
最大高 165mm
最大幅 137mm
重量 1399g
※上記全て蓋を含まず
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スタート価格 350,000円
入札締切 2022年10月27日(木)23:59
送料 1,500円
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