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雪だるま画賛 妙心寺管長 古川大航

2019.02.01  兄ブログ NEW

雪だるま画賛
妙心寺管長 古川大航

「転がって太らせ給ふ雪だるま」

来週には立春を迎えますがまだまだ寒い日が続きますね。
今回はそんな時期にふさわしいキャラクターの登場です。

【雪だるま】英語で言うと「スノーマン」
かわいいですよね (о´∀`о)

描いた方は臨済宗妙心寺の管長 古川大航 老師です。

禅僧が布教するために字の他に絵を描き民衆にわかりやすく教えを説いたものを禅画といいます。

禅画で有名なのは江戸時代の白隠や仙厓ですが親しみやすいのか現在まで多くの禅僧に禅画は描かれてきました。

今回紹介する【雪だるま】
私はこう解釈します。

雪が降り転がりまるまると太った雪だるま。
ですが暖かくなり気温が上がるとその姿は痩せ衰え遂には跡形もなく消え去ってしまいます。

まさに人の人生そのものです。

人は生まれたその瞬間から死に向かって生きて行く事になるわけですからね。

前述の白隠は自身の賛文でこのように説いています。

積金貽子孫/々々無能持積/書貽子孫々々/無讀能不如/積陰徳於冥々/中以貽子孫/久長計
(金を貯めて子孫に残してもしょうがない。どうせ使っちゃう。書物を残すのもまたしかり。
読まないんだから。それよりも密かに徳を積んで子孫に伝えなさい。それは長く尊重されるものだよ)

雪だるまを人の一生に例えると短い人生のなかでの大切なヒントがこの教えに繋がってくるように感じます。

【古川大航】
臨済宗妙心寺第22代管長。

殺生に厳しく、狩猟や釣りをする者に「生きているものを殺すのはいかん。
なぜ逃げるものを鉄砲で撃つのか」とさとしたという。
自分でも肉、魚類は一切口にせず、一生独身を通した。

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